幸い私は、写真のなかの身体から「病の気」を感じることができました。良い「気」を送り「病の気」が、感じなくなるまで、何回も施術を繰り返しました。たとえ、いったん「病の気」を感じなくなっても、それで「気」の状態や回復ができたとは限らないと考えて、しばらくは、時間を置き、日を置いては、また写真を通して身体を調べて、施術を繰り返しました。

　その結果、連絡して状況を確認すると、身体が楽になり、症状が安定したとの報告を受けました。

　こういう事例をたくさん積み重ねてきました。

　もちろん、直接の施術や指導の方が、やれることも多く、効果も高く、確認もしやすいのは事実です。

　因果関係は正確には分かりません。症状のある患者さんは、医療の処置も受けており、本人も回復のために養生しています。時間が経過すれば、症状が自然に落ち着くこともあるものです。

　さまざまな影響の可能性がありますが、遠隔施術前と後に連絡をとると、症状は治まっている、という報告が何回もありました。

　これは直接身体に施術したときと同じ反応でした。

発達障害の方への「気」の整体の写真による遠隔施術や指導、生活習慣のアドバイス

〈自閉症など発達障害、発達遅滞、不登校など引きこもりの方〉

　 自閉症などの発達障害や発達遅滞は「もって生まれた個性である」と言われることがありますが、そうではありません。また、登校拒否や出社拒否など引きこもりは「精神的な弱さや不真面目さが原因」と思われがちですが、それだけが原因ではないようです。ご自分の健康状態や子育ての仕方で間違いをおかしたのではないかと、つらい想いをされている親御さんもいらっしゃると思いますが、そうではないのです。

  少なくとも、これまで私が出会ってきた方々は、身体に合わない「病の気」の影響を受けて、本来、誰もが普通に持っている発達していく能力を発揮しにくくなっているだけだったようです。

 　写真を通して、お身体の「気」を調べ、その方のためのアドバイスを行ったことで、異常な行動が収まり、情緒が安定してきた事例があります。